物価高で男性の“孤独死”が増える? 翻訳本が話題…交友関係「広い」が半減の調査結果も

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 当然ながら「狭い」と思う人は6割弱と増加傾向に。交友関係は広ければいいってものでもないし、狭くて深い関係だってあるが、半減となると気になる。

「男の人って飲んで酔って“本音トーク”をしないと、仲が深まったりしない。女みたいにカフェで友達とおしゃべりなんてできないし、オジサンになるほど1人飲みが気楽だからと、関係をキープする努力をしなくなるでしょ。そりゃ友達だって減りますよ」(前出の40代ママ)

 それでなくても先のコロナ禍で、生活スタイルもかなり変化した。脚本家でライターの源祥子氏がこう言う。

「ステイホームで自然消滅した人間関係も結構ありますし、飲みに行く回数が減ってそれに拍車がかかった。この物価高で生活が苦しくなり、交際費を削るようになって、飲みに行かないというより行けない人も増えた。お互いの家計を気にして気軽に飲みに誘いにくい感じですし……交友関係を広げるどころか、維持するのさえ難しいというのが本音では」

 実際、前出のマイボイスコムの調査では、経済的なゆとりがある層では交友・交流関係が広いと思う人の比率が高いという結果が出ていた。

 年金も先細りなんてことになれば、孤独を抱えて死ぬ男が増えそうなイヤ~な予感が……。

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