物価高で男性の“孤独死”が増える? 翻訳本が話題…交友関係「広い」が半減の調査結果も

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 5月に出版されたトーマス・ジョイナー著「男はなぜ孤独死するのか」(晶文社)という翻訳本がネット上で話題に。この本を取り上げた〈かなりおもしろいが身につまされる話〉という、書評家を名乗る人のXの投稿がバズったこともある。

 ジョイナー氏は米フロリダ州立大学の心理学教授で、何でも孤独を引き起こす3つの要因は〈男は対人スキルを学習しないまま大人になる〉〈男は自立を重んじプライドが高く、人の手を借りるのが苦手〉〈男は家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する〉なんだとか。確かに身につまされる人もいるのでは。

■“飲み友達”を作るのが下手なタイプは…

 東京都中央区にあるスナックの40代ママは「社会的地位の高い“お偉いさん”ほどプライドが邪魔をするのか、お店で仲良くなる“飲み友達”をつくるのが下手だったりしますよね」と苦笑いするが、ちょっと気になる調査結果が……。

 インターネット調査などを手がける「マイボイスコム」のライフスタイルに関する調査(5月実施、9490人回答)によると、交友・交流関係が「広い」と思う人は、「かなり」と「やや」を合わせて14.9%。2007年調査の28.5%から半減しているのだ。

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