「右脳」活用で仕事も人間関係も円滑に! やる気が落ちる夏前に実践したいツボ

公開日: 更新日:

起床時のメモでひらめき力を磨く

 右脳を活用することのメリットはよく分かる。そのスイッチを入れるのが瞑想だった。もう一つは音楽だという。

「私は、新幹線の中や外出先など周りが騒がしい状況で仕事をするときはヘッドホンをつけて音楽を聴きながらしています。流す音楽はクラシックやジャズなどボーカルのない曲。好きな曲を聴くと、左脳モードから右脳モードに切り替わり、リラックス状態で作業に集中できるのです」

 記者もそうだ。編集部は電話が鳴り、テレビはつけっぱなしで常にうるさい。そんなオフィスで原稿を書くときは、しばしばイヤホンで音楽を流す。そうすると、周りの雑音が遮断されて、作業効率がグンとアップすることを実感する。

 そう、右脳の活用に必要なのは、瞑想と共通するリラックス状態だ。

「集中してアイデアが生まれるときは、興奮状態にあると思っている人がいるかもしれませんが、それは間違いです。左脳的な緊張状態では、集中できません。集中力が効果を発揮するのは、右脳モードになっているリラックス状態です。集中したければ、とにかく右脳的リラックス状態をつくること。その状態に没入する方法としては、瞑想や音楽が簡単でしょう。好きな方法を日常生活に取り入れれば、仕事も人間関係もうまくいくはずです」

 仕事における七田氏のお勧めが、モーニング・ノート法だ。枕元などにノートとペンを置いておき、朝起きたときに見ていた夢やひらめいたことをメモする。

「寝ている間は、左脳が邪魔せず、右脳が活発に働く。潜在意識に深くかかわっているため、毎日のメモでひらめき力が磨かれます。意識は、顕在意識と潜在意識に分かれ、顕在意識は左脳が邪魔するため、3%しか働いていません。驚くほどの能力は潜在意識が発揮するのです」

 いますぐ右脳を解放して、生まれ変わってみよう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  2. 2

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  3. 3

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  4. 4

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 5

    手ごたえのない演奏を救ったのは山下達郎 弱冠22歳の雄叫びだった

  1. 6

    中居正広問題のキーマン元編成幹部を“地雷”扱い…「大甘処分」を下したフジテレビの魂胆

  2. 7

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  3. 8

    「ルンバ」のアイロボット社に事業継続困難疑惑…代表執行役員社長が舞台裏を説明

  4. 9

    僕は宝塚シニアの3年時、全国大会初出場でPL学園からスカウトされた。後に阪神同期入団する二塁手は…

  5. 10

    永野芽郁の二股不倫疑惑で露呈した所属事務所のガバナンス不全…沢尻エリカ以来の大ピンチ!