アインシュタイン稲田も被害に…SNSの「不正ログイン」防ぐコツ 一般人ほど注意が必要

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〈僕のセキュリティ管理が甘く不正ログインされた形跡がありました〉

 女性ファンにSNSのダイレクトメッセージで性的画像を要求していたとされる疑惑をめぐり、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹(39)は、こう全面否定。アカウントが不正ログインで乗っ取られたことによるものだと主張し、すでに警察に証拠を提出しているという。

 SNSの不正ログインによる被害は、影響力のある芸能人やインフルエンサーが狙われやすいと思われがちだが、むしろ一般人のアカウントのほうが乗っ取られやすく、犯罪に使われることが多いというのだ。

「有名人のSNSは拡散されやすく目立つので、犯罪に使われることはむしろ少なく、今回の稲田さんのように愉快犯による悪用が多い。振り込め詐欺などで使われる場合、一般人のアカウントが狙われやすいのです」(ITジャーナリスト井上トシユキ氏)

 そもそも、秘匿されているパスワード(PW)などの情報はどうやって探り当てられるのか。

「IDはアカウントに記載されていることが大半で、PWは誕生日やイニシャル、あだ名、名前などから推測されます。PWをわかりやすいものに設定していることが多く、変更することもほとんどないため、破られやすいのです。2段階認証をする場合、メールアドレスのほかに電話番号を設定することがありますが、過去にフィッシングメールなどに引っかかったことがあると、漏洩した電話番号が悪用されることもあります」(井上トシユキ氏)

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