アインシュタイン稲田も被害に…SNSの「不正ログイン」防ぐコツ 一般人ほど注意が必要

公開日: 更新日:

〈僕のセキュリティ管理が甘く不正ログインされた形跡がありました〉

 女性ファンにSNSのダイレクトメッセージで性的画像を要求していたとされる疑惑をめぐり、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹(39)は、こう全面否定。アカウントが不正ログインで乗っ取られたことによるものだと主張し、すでに警察に証拠を提出しているという。

 SNSの不正ログインによる被害は、影響力のある芸能人やインフルエンサーが狙われやすいと思われがちだが、むしろ一般人のアカウントのほうが乗っ取られやすく、犯罪に使われることが多いというのだ。

「有名人のSNSは拡散されやすく目立つので、犯罪に使われることはむしろ少なく、今回の稲田さんのように愉快犯による悪用が多い。振り込め詐欺などで使われる場合、一般人のアカウントが狙われやすいのです」(ITジャーナリスト井上トシユキ氏)

 そもそも、秘匿されているパスワード(PW)などの情報はどうやって探り当てられるのか。

「IDはアカウントに記載されていることが大半で、PWは誕生日やイニシャル、あだ名、名前などから推測されます。PWをわかりやすいものに設定していることが多く、変更することもほとんどないため、破られやすいのです。2段階認証をする場合、メールアドレスのほかに電話番号を設定することがありますが、過去にフィッシングメールなどに引っかかったことがあると、漏洩した電話番号が悪用されることもあります」(井上トシユキ氏)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー