大阪万博の目玉に「火星の石」急浮上? 期待寄せる吉村知事、でも開幕前から見られるで

公開日: 更新日:

国立科学博物館でも見学可能

 ちなみに、「火星の石」は万博を待たずとも見物可能だ。東京の国立科学博物館が地球館の地下3階に「ナクラ隕石」の展示を常設している。約6センチと小ぶりだが、バーチャル展示「かはくVR」を使えば、家にいながらにして無料で見ることができる。

 さらに、大阪市立科学館には「ザガミ隕石」が展示されている。こちらは縦横1センチ、厚み2ミリ。「回収当時は総量は約18キロでしたが、小さい破片になって普及している」(学芸員)とのこと。展示場への入場料は大人400円だから、万博の会期中チケット(大人7500円)よりも財布に優しい。

 今度は何の「石」が出てくるだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 大阪・関西万博について危機感をあらわにする建築家の山本理顕氏。約4時間に及んだ講演・議論の内容は、●関連記事『【もっと読む】「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」』で詳報している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解