マイナ「文字化けトラブル」続出も…河野太郎は現場の混乱放置、総裁選演説で改革派気取り

公開日: 更新日:

「いろんな改革の先頭に立てば、当然、逆風の中で傷つきます」──。19日、東京・秋葉原駅前で開かれた自民党総裁選の街頭演説会で、河野太郎デジタル大臣(61)はマイナカード普及などを念頭に、そう訴えた。続けて「傷だらけになりながらも、やらなければならない改革をしっかりと進めてきた河野太郎」と自画自賛。厳しい残暑に、お寒い限りだ。

 やたら自己評価の高い河野は14日に名古屋で行われた演説会でも、その片鱗をのぞかせた。

 マイナカードを使ったコンビニでの住民票などの交付に関して、名古屋市民から「できない」との声が寄せられた際に「市長を代えてください」と応じていると発言。曲がりなりにも市民が選んだ市長を上から目線で「代えろ」なんて、言わなきゃいい話だ。それでも、いらんことを言わないと気が済まないあたり、まさに「河野太郎」だ。

 いくら改革派を気取ったところで、マイナ保険証をゴリ押しされる医療現場はたまったもんじゃない。政府が5~7月を「利用促進強化月間」に位置付け、アノ手コノ手を講じた結果、利用率は約1割に微増。そのせいで医療機関の窓口でのトラブルが増えている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明