近年増加している意外な買い取り品は何だ? 出張買い取りの「バイセル」に聞いた

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 ちびまる子ちゃんのCMでおなじみの出張買い取りバイセルテクノロジーズ。リユース品は少し前まで店舗での買い取りが一般的だったが、出張買い取りサービスをいち早く導入。現在は「バイセル」の名で年間26万件の出張買い取りを実施している。

「近年、増加しているのは遺品整理の依頼です。遺品はただのモノではなく、多くの思い出があり手放しづらい。いつかは対応しないといけないというときに弊社の『リユース』はゴミとして処分するのが心苦しいという方に受け入れられ、多くのご利用をいただいています。心の荷を下ろし、地球にやさしく、さらに買い取り金額が他の整理に充てられるなど、お財布事情にもやさしい方法です」(バイセル担当者)

 バイセルではどのようなものを買い取るのか?

「高値が付きやすいのは、金が使われているものですが、延べ棒のようなものだけでなく、記念硬貨、時計、万年筆のペン先、眼鏡のフレーム、また金歯ももちろん売れます。着物も証紙(しょうし)という産地やブランドの証明書があれば、より高額になる可能性があります。最近の空き家の査定では約1割のお客さまで10万円以上の買い取り額(2024年4~7月末時点)になるなど、特に高価なモノがないように見えても意外と買い取り品が見つかっています」(前出の担当者)

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