斎藤元彦氏“勝手連的”支援が「再選」の原動力に…田中康夫元長野県知事の出直し選でも同現象が

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 パワハラ疑惑の告発文書問題で兵庫県議会から全会一致の不信任決議を受け、失職した斎藤元彦氏(47)が再選を果たした知事選から間もなく1週間。

 知事選では斎藤氏が111万票余りを獲得。本命視されていた元尼崎市長の稲村和美氏(52)に13万票超の大差を付けて勝利した結果を巡り、ネット上では今もなお、評価や背景を分析する声が出ている。

「オールドメディアの敗北」「SNSの勝利」「当選を目的としない候補者の援護射撃」……。テレビを中心に斎藤氏の勝因について様々な意見が飛び交っているが、それほど衝撃だったのだろう。そんな中、地元紙記者らの間で今回と状況が似ていると指摘されているのが、作家の田中康夫氏(68)が知事を務めていた頃の長野県政だ。

 同県では2000年10月、それまで5期20年続いていた官僚出身の故・吉村午良知事の引退に伴う知事選が行われ、田中氏は吉村氏の後継候補と目された前副知事を破って初当選。就任直後から「土建王国」と揶揄されていた同県の公共事業の在り方を見直すなど、県政改革に乗り出したのだが、矢継ぎ早に新たな策を打ち出す姿勢が「議会軽視」と問題となり、県議会で不信任決議案が可決。失職を選んだ田中氏は02年9月の出直し選で圧勝し、再選を果たす展開となった。

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