ワンちゃんの結膜炎は花粉症にあらず…原因は「エアコンと歯」

公開日: 更新日:

歯周病からの感染は分かりにくい

 別の原因で生じる結膜炎もあり、その“震源地”は歯。歯周病により、歯肉が緩んだところに雑菌や歯石などが侵入して感染すると、それが鼻の奥や目に波及することがあります。歯周病がひどいと分かりやすいのですが、初期は分かりにくいことが多い。

 診断は口のチェックです。特に犬歯や大臼歯の緩みがないか、歯間にすき間がないかを確認し、歯間から細い管で洗浄して鼻から洗浄液がにじみ出たら、このケース。歯周病がひどいと、かかりつけ医に一度処置してもらうとよいでしょう。同時に自宅では、ぬるま湯でタオルなどをぬらし、口の中をキレイにする口腔ケアも重要です。

 この2つがほとんどですが、これらの治療で治らなければかかりつけ医に相談してください。

 (カーター動物病院・片岡重明院長)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情