備蓄米「残り10万トン」で拭えない大災害時の不安…追加放出の背景には財務省の“提言”が?

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 これらは離農加速など“国産米の破壊”につながるものだという。

 さらに、農家を疲弊させるのが価格の乱高下だ。昨年は出荷時の概算金額が価格高騰前にすでに決まっていたため、24年産米で潤った農家は極めて少ない。行き過ぎた価格の抑制は急務だが、今年ようやくひと息つけそうなコメ農家のハシゴを外すことにならないか。

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