「双子の育児、私任せのくせに!」夫から“実家の介入は絶対ダメ”と拒否されて…ワンオペに苦しむ妻の憤り

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コクハク

双子育児、ほぼ状態にヘトヘト

 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】

 詩織さん(仮名)は、授かり婚で双子の子育て真っ最中の34歳。夫のサダハルさん(仮名)は8歳年上で、自身で起業した会社を経営しています。

 詩織さんの最近の悩みは、“双子の育児が思ったよりも大変なこと”。専業主婦で子育てに集中できるものの、ワンオペに近い状態に不満を抱いています。

「今は、私の実家までは車で40分くらいの距離です。ビミョーな距離ですよね。

 夫は仕事が忙しいけれど子育てには積極的。平日は残業せずに18時くらいには帰宅するけれど、それまでがワンオペで大変なんです。

 だから実家に子育てを手伝いたくて、週に2〜3回は行くようにしています。両親ともに孫が大好きなので、行けば私はほとんど何もしなくていいから助かるんですよ」

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実家の近くに引っ越したいけれど…

 詩織さんの父親は、アルバイト暮らし。母親はたまに近所のスナックでアルバイトをしているそうで、昼間は自由な時間が多いため、孫の面倒を進んで見てくれるそうです。

「だけど、週に何度も車で40分の距離を往復するのって意外としんどいんですよね。

 父からは『いっそウチの団地の別の階か、別の棟に引っ越してきたらどうだ?』と言われていて、私もそのほうが育児的には助かるな〜って。

 夫は会社まで遠くなってしまうけれど、実家に行く時間やガソリン代も節約できますし。何よりも、孫がすぐ近くにいたら両親が喜ぶんですよ」

 しかし詩織さんが夫に引っ越しを提案したところ、即座に却下。何度か説得を試みたそうですが、夫は「それは絶対にNO」と譲らない姿勢だそうです。

なんでOKしてくれないの?

「夫の実家は今の家から車で15分くらいの距離で近いけれど、そもそも孫と遊ぶのにそこまで積極的じゃないし、私も夫の実家は格式が高い感じがして息苦しいから、あまり行きたくありません。

 それに、夫の両親はそれぞれが自分の会社を経営しているから毎日忙しそうだし。

 でもこっちはひとりで双子の面倒を見ているわけで、できるだけ私の負担を減らしたい。そうなると、やっぱり私の実家が近いほうがイイんですよ。

 夫がOKしてくれないので、本当にイラつきますね。なら仕事をしないで、双子の面倒を自分で見てよ! と思います。

 自分が会社に行っているあいだは私に育児を任せているくせに、私がやりたいようにやらせてくれないなんて、本当にズルい!

 なんとかして夫に転居を『YES』と言わせたいので、私はこれからも提案し続けますけどね。子どももどんどん手がかかるようになっているから、できるだけ急ぎたいです」

イライラは募るばかり

 両親は、詩織さんが実家で昼寝をしてもひとりで遊びに出掛けても何も言わず、そのあいだに孫にお菓子を買ったり外食に連れて行ったりするので「ありがたい」と話す詩織さん。

「どうしたら夫は受け入れてくれるんですかね。なかなか私の希望を聞いてくれず、夫へのイライラが募るばかりです」

 詩織さんは、もどかしい日々を送っています。

(並木まき/ライター・エディター)

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