サンマ初水揚げが例年の2.6倍、デカさも話題に…では豊漁はシーズン通して続くのか?

公開日: 更新日:

 北海道で今月10日から、サンマの棒受け網漁が解禁された。例年にない豊漁で、港は活気に沸いているという。

 根室市花咲港での15日の初水揚げでは、前年同期比で2.6倍の約173トンを記録。最近は深刻な漁獲量の低迷が続く中で、絶好のスタートダッシュとなった。

 しかも、今年はサンマのデカさが話題になっている。SNS上では早速、<ヤバいくらい肥えてる><ここ数年で一番大きくて安い>などの声が上がっている。店頭では1匹300円台で並ぶなど、ここ数年ではお値打ち価格だ。

 日刊ゲンダイ記者も、実際に食べてみた。ここ最近は小ぶりなサンマばかりだったが、ボリュームがあり、久しぶりに「サンマを食べた!」という強い満足感があった。

 サンマの漁業者でつくる「全国さんま棒受網漁業協同組合」(全さんま)の担当者は、声を弾ませながらこう話す。

「ここ数年は100グラム前後の痩せたサイズがほとんどだったのですが、今年は130~140グラムと大ぶりで、脂も乗っています。実際に飲食店や食べた人から『今年は本当においしい』と、好評の声をいただいてます」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発