トヨタの豊田章男会長が豊田織機TOBでグループ統率力を示す

公開日: 更新日:

政界通(以下=政) 日本最大の企業グループ「トヨタ」を生んだ豊田自動織機の株式を、グループがTOB(株式公開買い付け)をすることにメディアがあれこれ取り上げているが、何か問題があるのか?

官界通(同=官) ないだろう。豊田織機はトヨタ自動車やデンソー、アイシンなどグループ会社の株式を大量に持ち、言わば安定株主だ。海外のファンドは「グループ株を持つ資金があるなら、成長への投資や株主への配当に充てるべきだ」と主張するが、グループ株から得られる配当で豊田織機の業績も支えられている。

財界通(同=財) そうだ。買い付け価格が低過ぎるとの不満はあるだろうが、11月ごろの実施へ向けてきちんとした手続きで進むはずだ。

 記事を読むと「何々とすれば」とか「何々になれば」といった「れば・たら」ばかりで、新しい事実を見つけているわけではない。

 メディアお得意の手法だな。経済界は何か心配しているのか?

 いや、逆だ。トヨタを知る金融界首脳が「グループがひとつになってやるTOBで、トヨタ自動車の会長になって表に出てくることが減り、『内向き過ぎるのでは』とも言われた豊田章男氏の統率力が、あらためて示された」と言っていたように、豊田氏を支持する声が多い。

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