石破おろし攻防激化…総裁選前倒し要求へ、現職の副大臣と政務官“首かけてでも”気勢の波紋

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 フェーズが変わってきた。

 メディアの世論調査で「石破首相は辞める必要はない」との意見が大勢を占めていることが分かり、「石破おろし」はしぼみつつあるように見えた。事実上の退陣要求である自民党総裁選の前倒しの是非を巡っても、賛同する国会議員が「記名」「公表」を求められることを嫌がり「日和見する」(自民中堅)とみられていたが、空気が変わってきている。

 石破政権の一員である副大臣、政務官から“首をかけてでも石破をおろす”と強硬な意見が出てきたのだ。小林史明環境副大臣は29日、X(旧ツイッター)に「私自身は総裁選を早期に実施すべきという考えだ。必要があるのなら、副大臣を辞して手続きを行う」と投稿。28日には神田潤一法務政務官もXに、総裁選前倒しを求める方向に「大きく傾いている」と書き、辞任の可能性に言及していた。

「低調だった反石破派が、ここへきて巻き返しを図っているようだ。これまで、副大臣、政務官に対しては『辞任してから文句を言え』という批判が上がっていた。彼らは石破首相に任命してもらったのだから、当然といえば当然。それでも、これまで辞任に言及した人はおらず、党内では『本気でおろす覚悟がない』と揶揄されていた。今回、2人が声を上げたことで、石破おろしは勢いづく可能性があります」(官邸事情通)

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