「妻の親は言葉使いが汚い」子どもを義両親に預けたくない42歳夫。会社経営一族との“価値観の差”に感じる苦悩

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コクハク

42歳夫、義両親の子育て介入にうんざり

 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

【冷酷と激情のあいだ~男性編~】

「いや〜、ひとことで言うと『勘弁してくれ』ですね。妻は自分の実家が子育てに協力的だと言いますけど、僕からするとありがた迷惑なところが大きくてですね…」

 サダハルさんは苦虫を噛み潰したような顔で、ぽつりぽつりと不満を口にし始めます。

「こんなことを言うべきではないかもしれませんが、僕の素直な思いなのであえて言わせてもらうと…、妻の実家は僕が考える育児方針を邪魔してきているとしか思えないんです。

 たとえば、僕は子どもに与えるおやつや食事、洋服やおもちゃも安全性を最優先に考えて与えています。

 ところが妻の実家は、ネットで買う質の悪い洋服やおもちゃ、安さだけを追求する外食やおやつを子どもたちに平気で与えてしまうんですよ。

 それに、妻の両親は言葉遣いも汚くて、子どもたちに悪影響が出始めているのも懸念しています」

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遊び歩く妻に疑問と不満

 妻の詩織さんは専業主婦。

 経営者であるサダハルさんは「お金のストレスの少ない環境で子育てに専念してもらいたい」という思いから、月に60万円を子どもにかかるお金、詩織さんのお小遣いも含めた生活費として渡しています。

 しかし現在、詩織さんは暇さえあれば週に何度も実家に入り浸り、とても自分から積極的に子育てをしているようには見えないのだそう。

 それどころか、妻が子どもを実家に預けて自分だけショッピングや、友人とのランチを楽しんでいることにも、疑問と不満を抱いています。

授かり婚で覚悟を決めた

「僕ら、授かり婚なんですよね。知人が主催するバーベキューで偶然に知り合い、ちょっといい仲になってすぐに妊娠がわかり、結婚しました。

 そうしたら双子だったので確かに予想外なところはあったんですけど、まぁこれも人生かなと、僕は覚悟を決めました。だけど今になって、詩織があまりにも実家にべったりな状態に危機感を感じています。

 暇を持て余しているなら、子どもたちを週に何度かシッターに預けて働きに出てくれたほうがよほどいいんですが…。そのほうが、詩織も社会と繋がりを持てるし、社会勉強にもなるじゃないですか」

 サダハルさんの両親ももちろん孫を可愛がっているものの、父親も母親もそれぞれに自分の会社を経営していることや、そもそも子育ては息子夫婦を尊重するスタンス。

 さらに、息子の妻のやり方に口出ししない方針なので、双子の育児への関与は最小限だそうです。

両親の優しさをわかってもらえない

「僕はこれは両親の“優しさ”だと思っていますけど、詩織は違う認識みたいですね。『あなたの両親は、双子の面倒すら見てくれない』って愚痴をこぼしてきますから。

 僕からすれば、汚い言葉で孫たちに接して僕の子育て方針と異なるものをホイホイ買い与える義両親のほうがむしろ問題です。

 詩織に『もう少し、子どもたちの将来を考えてくれ』とは、伝えていますがまったく響いていないみたいです。今の詩織は、僕を実家のそばに転居させようと必死って感じですね…。

 子育ての方針を夫婦で再確認する余裕もなさそうだし、そもそも結婚しているんだから両方の実家よりもまずは夫婦としてのスタンスを話し合うべきだと訴えても、それもピンとこないようで。

 詩織の目をどこかで覚まさなければと…考えていますが、どういう方法が効果的なのかまだ僕のなかで答えが出ていなくて…、毎日悩み続けています」

  ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

(並木まき/ライター・エディター)

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