捨てにくい…!困った引き出物、賢い処分方法は?タオルは保護猫に寄付、2人の写真はリメイクで

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コクハク

新郎新婦の写真入り食器

 結婚式や祝賀会などの引き出物で、「正直いらない」と思ってしまったものはありますか? 折角の品物だと分かっていても、いらないものはいらないですよね…。今回はみんな、いらない引き出物をどう処分しているのでしょうか?

 長年に渡り、結婚式の定番の引き出物である「新郎新婦の写真入り食器」。

 お皿やカップなどが多いですが、周囲の本音としては「いらない」「使いたくない」が多いようです。

 とはいえデザインの都合上、そのままゴミにも出しにくいという困りものです…。

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1. リユースする

「NPO法人やボランティア団体に寄付してリユースしています。正直、写真や名前入りのデザインはリサイクルショップやネットフリマでも売れないので、必要な人のもとに引き取ってもらえてありがたいという気持ちで寄付一択です。

 発展途上国に送られたり、保護動物用の食器として使われたりするので、使い道に満足もしています」(29歳・調理師)

2. リメイクで楽しむ
「プリントの素材によっては、自宅でデザインを剥がせる場合もあるので、剥がして好きなデザインをして遊んでいます。転写シートや陶器用ペンで遊べるので、子どもと一緒にやっても楽しいです。

 新郎新婦の幸せそうなデザインを消すのは申し訳ないですが、ただ捨てるよりは有効活用できていいはず!と開き直っています」(36歳・主婦)

調理器具

 引き出物として意外に多いのが、鍋やフライパンなどの「調理器具」。重いし、場所も取るし、人によって使い勝手が違ったりもして、いらない引き出物認定されやすいそうです。

1. 自治体の回収ボックスに持ち込む
「私が住んでいる場所では、地元の役所に陶器の回収ボックスが設置されているので、処分に困っていた鍋やカトラリーなどを持ち込んだことがあります。状態が良いものは、海外でリユースされるそうです」(22歳・販売)

2. リサイクルショップで売る

「土鍋、パスタ鍋、あとは皿セットのような大物の調理器具は、未使用なら大体のリサイクルショップは買い取ってくれますよ。ただ高級ブランドや人気メーカーでもない限り、買取価格は大したことないです。

 処分がラクになる、無料で引き取ってもらえてラッキー、くらいの気持ちがいいと思います」(50歳・教師)

タオル

 日用品かつ消耗品である「タオル」も、引き出物では定番のアイテム。しかし日常的に使うものだからこそ、サイズやデザイン、ブランドなどが好みに合わない人も多いようです。

1. バザーに出す

「子どもの通っている保育園で定期的にバザーを開催しているので、未使用のタオル類は全部持っていきます。

 小さい子どもがいる家庭だとバンバン消耗するので、格安で手に入るのはありがたいらしくすぐ売れます」(31歳・営業事務)

2. ネットフリマで売る
「引き出物や景品でもらったタオルは、すぐにメルカリで売ります。ノンブランドは格安で、ブランド品はそこそこの値段で。

 特にブランドやメーカーにこだわって集めている人がいるタイプのタオルは、結構いい値段で売れるのでお小遣いになってくれてありがたいです」(40歳・保育士)

3. ボランティアに活用

「保護猫や保護犬の活動をされている人は、新品タオルの寄付をとても喜んでくれるので、引き出物でもらったらすぐ送るようにしています。

 衣類やタオル系は、リユースショップに送ると仕分け仕事などで福祉雇用が生まれることもあるので引く手数多。自分では使わないけれど、引き出物がタオルだと喜んじゃいます」(44歳・営業)

ちょうど良い方法で処分!

 結婚した二人を祝福する気持ちと、引き出物を歓迎する気持ちはまったく別物。

 いらないと思った引き出物は、あなたにとってちょうど良い方法でどんどん処分していきましょう。

(ライターKK)

(コクハク編集部)

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