「怪談屋怪談2」川奈まり子著

公開日: 更新日:

「怪談屋怪談2」川奈まり子著

 1人暮らしのデザイナー、まりこにとって、マンションの隣にあるコンビニは心のオアシスで、一日に2度も3度も行っている。マンション入り口の近くの地面に書かれた「止まれ」の標示を無意識に踏んでいたが、必ず足にドシッという鈍い衝撃を感じる。

 ある日、飲み会で同席した人が、以前、その向かい側のマンションに住んでいた若い女性が飛び降りて、「止まれ」の「ま」の字の上に落ちたと言った。夜遅く飲み会から帰ったまりこがタクシーから降りた瞬間、ぐちゃっとした感覚が足の裏に伝わり、女の声がした。「どいてください」。(「止まれ」はおまりこ)

 民俗学者、呪物コレクターら17人が語る「実体験」。

(笠間書院 2420円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に