崖っぷち渋野日向子の運命決める1試合…アジアS出場逃せば“都落ち”が見えてくる

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 ソレは本人が一番わかっている。

 現在ポイントランキング(PR)101位の渋野日向子(26)にとって、今週の試合は重要だ。

 11日開幕の「クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G」(オハイオ州TPCリバーズ・ベンド=6876ヤード・パー72)終了後のPRにより、10月からのアジアシリーズ4試合(中国韓国、マレーシア、日本)の出場権が決まる。43人と最も出場枠が少ない「TOTOジャパンクラシック」(11月6日開幕)に出るには、PRを最低でも80位台には上げなければならない。

 アジアシリーズ4大会に出場できなければ、その前の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」と「ハワイロッテ選手権」の2試合と、アジアシリーズ後の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」の計3試合で80位以内(来季の出場優先順位トップのカテゴリー1)を目指すことになる。

 では、シード落ちしたらどうなるのか。

 2022年から米ツアーに主戦場を変えた渋野は、23年にランキング83位でシード権を逃したが、「81位~100位」は準シードでカテゴリー11。24年の出場優先順位は119番となり、西郷真央(138番)や吉田優利(145番)といった最終予選会通過者の「カテゴリー14」より上位だった。

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