オンラインでの「振る舞い」は?
身だしなみ編(9)
対面でのコミュニケーションに加え、オンラインでのやりとりも定着した今、リモートならではの身だしなみも求められるようになりました。
会議室やオフィスからの参加はもちろん、自宅から接続するケースもあります。いずれの場合も、画面を通して伝わる印象や声・音・背景といった要素が仕事への信頼感に直結することを意識する必要があります。
今回は、オンラインでの「見え方」や「振る舞い」も含めた、「リモート時代の身だしなみ」について考えてみましょう。
■写り方
オンラインでは、カメラに写るのは基本的に胸から上。つまり上半身の写り方があなたの印象を決めます。髪形などの顔まわりを整えることは対面と変わりませんが、背景や照明といったオンライン特有の要素にも注意が必要です。暗い画面はそれだけで不安げに見えるため、自然光やライトを活用して顔が明るく写る工夫をするといいでしょう。
■背景
乱雑な背景や人の出入りが多い場所は集中力を妨げる原因になります。特に自宅から参加する場合、生活感のある散らかった部屋が写り込んでしまうと、集中力はもちろん信頼感まで損なう可能性があります。壁や本棚など、できるだけ整った背景を選ぶといいでしょう。バーチャル背景を利用する場合は、シンプルで落ち着いた設定を選ぶのが無難です。