「解党的出直し」という茶番劇…バラマキ連立期待に株価の狂騒

フルスペックの総裁選が始まったが、もう熱狂している東証株価。誰がなっても刹那のバラマキ連立になるとの読みだろう。本当に解党的出直しならば、混乱必至だが「口だけ」。クビをすげ替え、新味を演出のセレモニー。それに加担の大マスコミ。
大新聞、テレビのやじ馬根性丸出しの報道を見ている多くの国民は鼻白んでいるに違いない。「辞めろ」の大合唱だった「石破おろし劇場」が終わったと思いきや、今度は競馬レースのように「ポスト石破」を予想する「総裁選劇場」が早々に始まったからだ。
石破首相の後継を選ぶ臨時総裁選を巡っては、自民党は9日党本部で総務会を開き、衆参両院議員に加え党員・党友も投票する「フルスペック」方式で行うことを決定した。日程は22日告示、10月4日投開票に決まった。
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