ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない

公開日: 更新日:

 全国的に9月も猛烈な残暑が続くと予想されているが、気温が25度を超えているうちは、冷房の設定温度がぐっすり眠るためのカギとなる。東京・新橋にある東京疲労・睡眠クリニックの院長である梶本修身医師に教えてもらった。

■脳の快適温度に合わせる

 寝室の冷房の設定温度はよく「26~28度」が推奨されるが、睡眠の質という観点から、梶本医師は別意見を述べる。

「冷房の設定温度は25度を超えてはいけません。25度超の室温では脳温度が下がらず睡眠の質が低下し、脳疲労が回復できません。また、深夜の中途覚醒が増え、睡眠休養感が著しく低下してしまいます。脳にとっての快適室温は22~24度。鼻から25度以下の冷たい空気を吸うことによって、脳がクールダウンして休まる。それが快眠につながり、翌朝の目覚めや日中の眠気に大きな影響を与えます」

 寒さを感じないなら、半袖半ズボンでもOK。筋肉量が多い人は、筋肉が熱を放出するので、いわば衣服を一枚重ねているようなもの。問題なく眠れる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  2. 2

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  3. 3

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  4. 4

    82歳で死去の橋幸夫さんが日刊ゲンダイに語っていた「佐川急便事件」と「統一教会」のバッシング報道

  5. 5

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  1. 6

    御三家の生き残り舟木一夫の“傷だらけの人生”と、兄貴分だった故・橋幸夫さんも太鼓判のサバイバル術

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋