シカとイノシシは殺処分だが…兵庫県多可町が「錯誤捕獲」したクマを放獸のナゼ
兵庫県では2017年からクマを適正な数に抑える「個体数管理」を行っているのだ。
町はクマを錯誤捕獲した後、現場付近の道路を通行止めにして、翌日、麻酔で眠らせ、GPSを装着して放獣した。町民には防災無線で注意を呼びかけたが、「なんで放獣したんだ」といった問い合わせもあるという。
■兵庫県の考えは?
「有害捕獲」の許可を出す立場の県はどう考えているのか。
「クマが被害を出して有害許可が下りていれば殺処分になりますが、そうでない場合、放獣しなければ違法捕獲になります。人間を守り、クマを管理するためには被害を出すクマを処分するのも必要ですが、被害を及ぼしていないクマまですべて殺すのは、クマにとっても良くありません。のべつまくなしにクマを全部殺してしまえばいいということは兵庫県ではやっていません」(北播磨県民局加東農林振興事務所森林課担当者)
有害駆除や箱わなの設置は、申請してすぐに許可が下りるわけではない。その間に被害が出たらどうするのか。
















