日本三景「天橋立」にクマ出没も“スピード捕獲”できたワケ…宇都宮市では3日と難航したのに

公開日: 更新日:

 わずか6時間の「スピード捕獲」となった。

 年間300万人の観光客が訪れる「日本三景」のひとつ京都府宮津市の「天橋立」で10日、クマが出没。天橋立内への立ち入りが禁止され、周辺の道路は通行止めとなり、観光客が避難する事態となった。

 同日午後4時半ごろ、現場を通りかかった女性から「天橋立でクマが出て松並木の方に走って行った」と110番があった。天橋立は宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる全長3.6キロ、幅20~170メートルの砂州になっている。

 午後5時ごろ、府警宮津署員が現地に到着。クマは天橋立を南に向かって走って移動しているところだった。クマは阿蘇海に入り、北へ約1キロ泳いだ。対岸に上陸したクマを警察官が「おい、コラ」と叫んで威嚇すると、宿泊施設が立ち並ぶ住宅街に逃げ込んだ。

 クマは雑木林の木によじ登り、警察官と市、府職員が監視を続けると、その場にとどまったため、午後10時過ぎ、府から委託された「野生動物保護管理事務所」の職員が麻酔銃2発を撃ってクマを眠らせ、同10時40分に捕獲した。クマは体長137センチ、体重97キロのオス。ケガ人はいなかった。

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