「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い
自称コンサルがつまずく集客
Eさんがコンサルとして稼げないのは、客がいないからである。EさんがAIコミュニティーで教わった集客方法は、「まずビジネス・マッチングサイトに登録し、客待ちをしろ」であり、Eさんはこの通り客からのオファーを待っている。
「最初は単価の低い案件からスタートし、いずれは単価の高い案件を取りに行けと言われました」
とはいうものの、ネット上で実績のない60代が「AIコンサル」を名乗っても、数多のライバルの中で埋もれてしまうだろう。大きな実績があったとしても、リアルなコネがなければ、仕事を得ることは容易ではない。
「お客さんになってくれそうな経営者の人脈はないですね。自分からお客を取りに行った経験もないです」
Eさんは、50代のころに営業として「業務効率化ソフト」を売っていた。しかし、実際は専門の営業マンが開拓した企業に行き、ソフトの説明をする仕事だったという。つまり、Eさんは営業にいたと言っても、自分で顧客開拓をしたことはないのである。

















