10代の喫煙と飲酒が減少も…マリファナ・ベーピングが激増
アメリカの10代は喫煙も飲酒も減少する中で、「ベーピング」と呼ばれる電子たばこによるマリフアナ吸引が劇的に増えていることがわかり、大きな波紋が広がっています。
アメリカ政府が中高生に対して行った年次調査によると、去年1年間に飲酒したと答えた高校3年生は52%で、2000年の73%から激減、高校1年生も65%から38%に大きく減っています。
喫煙も同様で、過去1カ月に喫煙したという高校3年生は5年前の14%から6%と半分以下に減りました。そのほかのハードドラッグの使用も軒並み減っている一方で、唯一激増しているのがベーピングによるマリフアナ吸引です。
過去1カ月以内にベーピングでマリフアナを吸引した人は、高校3年生の14%で、1年前の約2倍に急増。同じように過去1年間に吸引したという人も、中学1年生が7%、高校1年生が19%、高校3年生が21%と倍増しました。