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伊藤信悟みずほ総合研究所 アジア調査部中国室長

1970年生まれ。東京大学卒。富士総合研究所国際調査部、台湾経済研究院(客員研究員)を経て、11年7月より現職。中国・台湾経済、中台関係が専門。著書に『WTO加盟で中国経済が変わる』(共著、東洋経済新報社、2000年)などがある。

<第2回>住宅市場の二極化がクッキリ

公開日: 更新日:

“小康社会”の全面的な完成とは?

習政権が目指す“小康社会”/(C)日刊ゲンダイ

 2015年の中国GDP成長率は6.9%と25年ぶりの低水準に落ち込んだ。世界経済を牽引してきた世界2位の経済大国の失速は、世界を混乱させた。ここから先、中国経済の成長はさらに鈍化していくのか。

 習近平国家主席は、年平均で6.5%成長を実現すると宣言した。その背景は? み… 

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