著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

武田薬品工業<上>3度目の挑戦となるか 海外M&Aの成否

公開日: 更新日:
麻生副総理(左)らと歓談する長谷川氏(中央)/(C)日刊ゲンダイ

 武田薬品工業は3度目の海外大型M&A(合併・買収)に勝負を懸ける。

 米ナスダック上場で、がん治療薬を手がける製薬会社、アリアド・ファーマシューティカルズ(マサチューセッツ州)を54億ドル(約6200億円)でTOB(株式公開買い付け)を実施。今年2月に完全子会社にした。
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