重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

日本郵政株3度目の売り出しで「野村証券外し」の影響度は

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 そんな中、売却の行方に影を落としそうなのが野村証券の「主幹事外し」だ。東証の市場区分見直しに関する情報漏洩問題で、金融庁から業務改善命令を受けたことがたたり、主幹事選定から漏れたもので、国内は大和証券、みずほ証券とSMBC日興証券の3社に委ねる。

 とはいえ、野村はIPO時、2次売却時のいずれも主幹事を務め、5000億円を超える規模の売り出しを引き受けてきた。「果たして野村抜きで1・2兆円超もの株をさばけるのか」といった不安は当の主幹事証券の間からさえ漏れる。

 野村証券を傘下に持つ野村ホールディングスは、19年3月期決算で1004億円の巨額最終損失を計上、10年ぶりの赤字に転落した。それだけに、ビッグディールでの取りこぼしは野村にとっても痛手だろうが、市場関係者からは「むしろリストラや内部管理体制強化に腰を据えて取り組むいい機会かも……」といった声も聞こえてくる。

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