重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

価格差80倍超が1年以上も…「金高・銀安」が続く不気味

公開日: 更新日:

 金と銀。「色は違ってもメダルの価値は変わらない」とは、銀メダリストの健闘を称える五輪報道のいわば常套句だが、無論、実際の取引価格は天と地ほどにも違う。金と銀の価格差が広がり、このところ歴史的ともいえる「金高・銀安」が続いているという。

 金銀比価(ゴールド・シルバー・レシオ)――。金と銀との価格差を示すのがこの指標だ。

 金価格を銀価格で割ったもので経験則上、80倍を超えると銀が割安とされている。それが足元およそ88倍と1993年以来、26年ぶりの高水準。しかも18年2月から、かれこれ1年以上にもわたって80倍を超えたままの状態だ。

 背景にあるとされているのが「世界景気の減速」(先物市場関係者)だ。銀はその需要の6割が電子部品などの工業用。半導体や電極、メッキなどに使われる。米中貿易戦争の激化などを警戒する形で世界的に生産活動が鈍化。これが銀需要の低下につながり、銀価安をもたらしているというわけだ。

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