伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

コクヨ・プラス・ぺんてる…文具業界“三つ巴戦”の勝者は?

公開日: 更新日:

 コクヨ3151億円、プラス1772億円、ぺんてる409億円――。

 文具業界でその名を知られ、それなりの売上高を誇る大手3社が、三つ巴の争いを展開している。プラスとぺんてるが、国内営業部門の一本化に向けて協議している最中、コクヨがぺんてるの筆頭株主に躍り出て、協業を迫るという構図だ。一体、何が起きているのか。

 話は、2012年に遡る。ぺんてる創業家の堀江圭馬氏が、社長を解任された。役員定年を巡る一族間の争いが背景にあったが、未上場企業の筆頭株主として堀江氏は復帰を画策するものの果たせず、18年1月、持ち株の約37%を1株2000円、約80億円で投資ファンドのマーキュリアインベストメントに売却する。

 この頃、ぺんてるは揺れていた。和田優社長は、プラスが進める国内営業一本化に賛同、将来は合弁会社を設立する考えだった。だが、海外比率が6割と高いものの利益は「粗利4割」の国内で出している。プラスとの合弁案では国内が赤字に転じる恐れがあると、取引先や従業員から反対の声が上がり、和田社長もいったん引っ込めた。

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