有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

三菱重工業<上>創業の地「長崎」から造船の灯が消える日

公開日: 更新日:

 三菱の企業城下町、長崎に驚きが広がった。三菱重工業が創業の地である長崎市内に持つ2つの造船所のうち、主力の香焼工場を、造船で国内3位の大島造船所(長崎県西海市)に売却すると発表したからだ。

 長崎造船所の起源はペリー来航の翌年、徳川幕府が開設した、オランダから購入した軍艦の修理工場・長崎鎔鉄所に遡る。明治維新後は官営長崎造船局。1884(明治17)年、三菱の創業者、岩崎弥太郎が長崎造船局を借り受け、長崎造船所と命名し造船業を本格的に始めた。三菱重工はこの年を創業年としている。長崎造船所の造船と、同時期に買収した高島炭鉱(長崎市)の石炭が、三菱財閥を形成する両輪となった。

 第2次世界大戦中には世界最大の戦艦「武蔵」を建造した場所だ。香焼工場を含めて聖域視されてきたが、造船事業の赤字が続くなか、主力工場の売却に踏み切った。約600人の従業員は転籍や配置転換となる。

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