小林佳樹
著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

五輪延期でパートナー企業の悲喜こもごも…名称維持は安堵

公開日: 更新日:

東京五輪が中止にならなくて本当によかった」

 東京五輪・パラリンピックのゴールドパートナーになっている企業の幹部はこう胸をなで下ろした。安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談し、東京五輪・パラリンピックをおおむね1年延期し、遅くとも来年夏までに開催することで合意した。一時は「中止」の可能性も囁かれていただけに、スポンサー企業の経営陣は内心、気が気でなかったようだ。ひとまず「延期」との結論が出されたことに安堵している。

 特に「延期期間がおおむね1年とされたこと、さらに大会の名称が2020に維持されたことは大きい」(関連企業)という。東京五輪・パラリンピックには、ワールドワイドオリンピックパートナー14社、ゴールドパートナー15社、オフィシャルパートナー32社、オフィシャルサポーター17社の計78社が就いている(JOCのHPから)。それぞれ業界を代表する有名企業ばかりで、東京五輪への機運を盛り上げるためにテレビCMをはじめとした広告宣伝活動ほか、各種の関連イベントやグッズの提供、ボランティアへの協力など支援を進めてきた。名称が変更となれば、グッズはじめすべてを作り替えなければならなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍前政権の反知性主義が「国産ワクチン開発遅れ」の元凶

  2. 2

    マリエの告発に出川哲郎ら事実無根と否定…なぜ今、何が?

  3. 3

    今が狙い目!PayPay銀行のキャンペーンで最大4500円ゲット

  4. 4

    吉村知事がTV行脚で自己弁護 コールセンターに抗議殺到!

  5. 5

    思い出作りの訪米 何もしない首相はいてもいなくても同じ

  6. 6

    池江&松山を聖火最終走に祭り上げ!世論スルーの機運醸成

  7. 7

    世界が称賛 松山支えたキャディーはゴルフの腕前もピカ一

  8. 8

    原発汚染水にトリチウム以外の核種…自民原発推進派が指摘

  9. 9

    フジ女子アナにステマ疑惑…花形職業の凋落で自覚マヒか?

  10. 10

    特捜9vs捜査一課長 “お決まり”でも高視聴率の2作品を解剖

もっと見る