ANA苦肉のリストラ策…他社との「兼業」認め円満退社促す

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 今年の4~6月の第1四半期決算で営業損益1590億円と過去最大の赤字を出したANA(全日本空輸)。賃下げなど大幅な経営再建策が進むなか、社員の副業の範囲を大幅に拡大する方針が示されている。他社との雇用契約の締結まで副業で認めるというのだ。

「大手企業が社員の副業で他社との雇用契約を認めるのは極めて珍しいケースで驚きました。収入が減った分をカバーするのは分かりますが、人件費カットであからさまに社員のクビを切るより、雇用契約を認め、徐々に他社へ軸足を移してもらい、円満に退社を促すことが目的でしょう」(東レ経営研究所の永井知美チーフアナリスト)

 同社では“兼業”と呼ぶ副業は、ANAのパイロット、客室乗務員を含む全従業員1万5000人が対象だという。

「社内では得られない他の分野でのノウハウを生かし、これまでの価値観を多様化して本業に生かしてもらうことが狙いです。フルタイムの社員では難しいかもしれませんが、今回設けた2年間の休職制度や短時間、短日勤務制度を使って兼業する社員は増えてくると思います」(同社メディアグループ)

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