小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

日本郵政とテンセントが楽天に出資 中国へ流出は防げるか

公開日: 更新日:

「日本郵政のデータがテンセントに流れることがないような仕組みを構築する」

 日本郵政の増田寛也社長は3月30日に記者会見し、資本・業務提携先の楽天が中国IT大手のテンセント子会社から出資を受けることについて聞かれ、こう答えた。

 楽天と日本郵政は同12日、資本提携すると発表。楽天が同29日に実施する第三者割当増資のうち、8・32%にあたる約1500億円を日本郵政が引き受け、第4位の株主になる。

 楽天の増資には他にテンセント子会社が3・65%(約657億円)、米ウォルマートが0・92%(約166億円)を引き受ける予定だった。

 その後、日本郵政の楽天への出資は予定通り実施されたのだが、テンセントの出資は政府から待ったがかかった。「外為法に抵触する可能性があると問題視されたのが理由ですが、楽天の根回し不足もあって官邸がカンカンに怒っていた」(永田町関係者)というのだ。このためテンセントの楽天への出資は一時、官邸マターとなり、出資期日は延期された。

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