著者のコラム一覧
中森勇人ジャーナリスト

1964年、神戸市生まれ。大手金属メーカーで鉄道関連の開発職に携わる。その後、IT企業を経て05年よりジャーナリストとして独立。第7回ライターズネットワーク大賞受賞。著書は「辞めてはいけない」(岩波書店)、「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンククリエイティブ)、「関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント」(TKC出版)など。

湖池屋「ポリンキー」の“三角形のヒミツ”は解決できるか?

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 スコーンの命名の由来は「コーン」からきていたわけだ。

 ならば、クセになる味のポテトチップス「すっぱムーチョ」(93年発売)はどのようにして誕生したのか?

「イギリスのフィッシュ&チップスという酸味の効いた人気料理の味わいをイメージした、ソルト&ビネガーという味が海外では定番フレーバーとしてあったのですが、この味わいを参考に独自のブレンドで〈すっぱくておいしい味わい〉をつくり上げました。発売以来、28年間にわたり酸味系スナックの代表として酸味を好む女性をはじめ、多くの皆さまからご愛顧をいただいております」(小幡さん)

 ヒット商品のヒントは海外にあった。

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