「サイゼリヤ」キッズメニューの“間違い探し”が難しすぎる
リーズナブルな価格で気軽にイタリアンを楽しめるサイゼリヤ。1968年に千葉県市川市に始まり、現在は国内外で約1500店舗を展開している。
気になるのは、待ち時間に楽しめるキッズメニューにある「間違い探し」。これの難易度が高いと巷でザワザワ。よく似た絵から合計10個の間違いを探し出すのだが、7~8個は誰でも言い当てても残りが見つからない。食べ終わってからも格闘し、なかなか帰れないという声も。
とても子供向けとは思えないが、広報担当の儀間さんによると、「お子さまはもちろん、大人の方までお楽しみいただけるように、あえて難しい箇所を2~3個設定しています」とのこと。大人が15分かけてようやく解けるレベルに設定しているのだという。
「ご注文後、お食事が届くまでのお時間やお子さまやお仲間とのコミュニケーションツールとしてお楽しみください」(儀間さん)
実は、ファミリーレストランの客が注文から料理が出てくるまでに許容できる時間は「15分まで」が最も多く、平均は23分(オリコン調べ)。間違い探しのレベルが高すぎる問題は、緻密な計算の上に成り立っていたのだ。
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