コメ農家の廃業加速か…巣ごもり消費が需要減カバーできず

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 キャベツやレタスが平年比で30%以上落ち込むなど、一部の野菜価格が低迷している(20日発表=農水省「食品価格動向調査 全国平均」から)。

 外食の落ち込みを巣ごもり消費がカバーできていないのは、主食のコメも同様だという。

 米流通評論家の常本泰志氏は、コメ需要についてこう話す。

「今年1月の速報値で、飲食店の消費は昨対比25%減まで落ち込みました。その分、家庭での消費が増えていると思われましたが、伸びは昨対比でわずか1%程度でした」

 農水省は2021年のコメの生産について、全国で合計36万トンの生産調整(主食用米から加工用途米、飼料用途米への変更)を要請。

「今年のコメの生産量が平年作であれば、価格は暴落する見込みです。そのため、主食用米を一切生産しない大規模農家も増えており、生産調整の補助金の活用でリスクヘッジを行わざるを得ない状況です。今年は補助金が増額されていますが、生産調整はあくまで実需が前提ですので、対象から漏れる農家さんの経営は厳しいものになるでしょう」(常本氏)

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