ゆりかもめは「鉄道」なのか「モノレール」なのか担当者に聞いてみた

公開日: 更新日:

 東京オリンピック・パラリンピックの主要競技会場を結ぶ「ゆりかもめ」。新橋駅からレインボーブリッジ、お台場や有明などを走り抜ける。

 さて、このゆりかもめは「鉄道」なのか、「モノレール」なのか?

「ゆりかもめは『新交通システム』です。これはゴムタイヤ式の小型軽量車両が、専用の高架軌道を自動制御によって走行する中量輸送交通機関のこと。動力は低圧の電気が使用され、床下に取り付けた電動機でゴムタイヤを駆動して走行します。また、曲線部では案内輪を使って、自動車と同じようにタイヤを曲線方向に曲げ、曲線に沿って自動的にかじ取りしながら走行します」

 こう詳しく教えてくれたのは、株式会社ゆりかもめの小泉さん。鉄道でもモノレールでもない、新ジャンルの交通機関というわけだ。コンピューター制御により自動運転。車両や線路に設置されている装置でさまざまな情報をやりとりして、列車の走行や停止などが自動で行われる仕組みだ。

 ちなみに、ゆりかもめの名称の由来は、ミヤコドリとも呼ばれるくちばしと脚が朱色の小形のカモメから。このゆりかもめと同じように東京港に羽ばたくイメージで愛称にしたとのこと。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃