シニアジョブ 中島康恵社長(1)働く場がないシニアをひとりでも減らすために

公開日: 更新日:

 シニアジョブは、50歳以上のシニアに特化した人材紹介・人材派遣サービスを提供する会社である。

「定年後は悠々自適」という言葉が必ずしも当てはまらなくなってきた昨今、仕事を求めるシニアは年々増えている。

「当社に登録したシニアの半分以上はフルタイムを希望しています。余暇を楽しみながら、ちょこっとだけ仕事をしようとする人は、年々少なくなってきているように感じます」と、中島康恵社長(30)は語る。

 ローンが残っている、まだ大学生の子供がいる、老後資金を貯めたいなどの理由で、60歳を過ぎても働きたいという人は多いという。

 そのような社会背景を反映して、シニアジョブの求職登録者はこの6年で累計6万2000人を超えるまでになった。

 また、設立当初は企業にシニア人材の採用を打診しても門前払いされることが多かったが、いまでは企業の登録数が6万件を超えるまでにもなっている。

 中島にはターニングポイントとも言える、忘れられない出来事がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」