ウクライナ侵略のキーマン ショイグ国防相は目立ちたがらない側近中の側近

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 ロシアのウクライナ軍事侵攻について、もう何日たったか忘れるほど報道が続いた。「ショイグ」という名前は聞き慣れたに違いない。世界第2位を自負するロシア軍の責任者、セルゲイ・ショイグ国防相だ。21世紀の侵略戦争を遂行するに当たり、指導者を引っ張っているのか、指導者に引っ張られているのか、分からない部分もあるが、キーマンなのは確かだろう。

 テレビを通じて見る日本人にとっては、クレムリンでのプーチン大統領との「距離感」が気になったようだ。開戦当初、フランスパンのように長いテーブルの端っこに座らされたかと思うと、4月21日にウクライナ南東部の要衝マリウポリ掌握に関し、手の届きそうな距離で報告したり。

 有事に大統領と国防相の物理的な遠さを見せつけられれば、ロシア国民が不安になる、という反省があったとみられる。ちなみにこの日の膝詰め会談でのこと。プーチンは不自然な動きを指摘される右手でテーブルをがっちりとつかんでいた。この映像はインターネット上で嘲笑され、本人の過去の金言と共に紹介された。いわく「政治家にとって最も危険なのは、手や歯で(権力の座に)しがみつくこと」。

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