オズールジャパン 楡木祥子社長(1)世界的な義肢装具パーツメーカーの日本法人

公開日: 更新日:

 オズールジャパンは、世界第2位の義肢装具パーツメーカー「オズール」の日本法人だ。

 2020年、楡木はオズールジャパンの設立とともに、社長に就任した。

 本社は、北極圏にある島国・アイスランド。オズールは、自身も生まれつき足に障害があり、義肢装具士でもあるオズール・クリスティンソンが52年前に創業した。

 アイスランドは漁業が盛んで、船上で事故が発生すると救急活動に時間を要することもあり、義肢(義手・義足)の需要が高い。そのような背景に加え、創業者が開発したシリコーンライナー(ソケットと皮膚との緩衝材)などによって、義肢の可能性を切り開いてきた。

 現在では、36カ国に拠点を持ち、4000人の従業員を抱えている。

 近年では、パラリンピックなどで義足ランナーが使用する「ブレード」(競技用の板バネ)や、筋肉を動かそうとする時に生じる微弱な電気を読み取ることで本物の指に近い細やかな動きを可能にした「筋電義手」などが注目されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった