さとゆめ 嶋田俊平社長(1)「700人の村がひとつのホテルに」で実現した地方創生の成功モデル

公開日: 更新日:

 この価格設定でも宿泊客が満足できるような魅力を、「700人の村がひとつのホテルに」という斬新なコンセプトによって実現したのだ。

 モダンにリノベーションした古民家ホテルを中心に、村のあぜ道や道路をホテルの廊下に、道の駅は土産物コーナー、天然温泉施設は大浴場、そして村人はコンシェルジュに見立て、村全体でおもてなしをする世界観をつくり上げた。

「中でも、村民ガイドが村の歴史や暮らしを自身の思い出を交えながら案内をする散歩プログラムが人気です」

 豊かな自然に風情のあるゆったりしたホテル空間、地元の食材にこだわった食事に加え、村人との交流などで村に溶け込む楽しさも宿泊客は満喫できる。

「このような形にすることで、『何もない』と地元の人たちが思っていた村の風景や営みにも価値があるのだと理解してもらいたいという狙いもあったのです」

 さとゆめは、「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに掲げている。

 地方創生コンサルティングといえば、地域が抱える課題を聞き出すことから始めるのが一般的だが、嶋田は違う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    消費税減税打ち切り時の現金支給案に経済界が不満「結局は時間とコストのムダ」

  4. 4

    横綱豊昇龍の休場より気がかりな“心の不調”…不眠と食欲減退で体重約10キロ減の不安

  5. 5

    東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善

  1. 6

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「カレーハウスCoCo壱番屋」の“親離れ”は吉と出るか? ハウス食品が株売却検討の波紋

  4. 9

    「男系」どころか「フカ系」? 神武天皇を持ち出す"皇統2600年論"と神話の奇妙な関係

  5. 10

    裁判沙汰…これは、むごくないか自治医大の奨学金制度