歌舞伎町「メン地下」ライブに潜入…目の当たりにした“推しとの時間”をめぐる狂騒と運命

公開日: 更新日:

 このライブは対バン形式(複数グループの入れ替え公演)で、各グループの持ち時間は30分。5曲披露すればあっという間に終わってしまう。

「ありがとうございましたー」と演奏が終わり、MCに入ったところ、舞台袖から突然「まじごめんなさい!!」と私服の男性が闖入。トラブルかと思ったが、メンバーが「おまえ、また遅刻かよ~」とツッコミを入れ会場が笑いに包まれると同時に「かわいいー!」との声も上がっていた。

 公演は終了。しかし、本番はここからの“物販”だ。各グループのパフォーマンス時間が30分であるのに対して物販は1時間40分用意されているのだ。といっても、売られているのはグッズではなく“推しとの時間”。1枚1000円でチェキを撮影することができ、フィルムに写真が浮かび上がってくるまでの30秒間を共に過ごすことができる。

■元カレと同じ名前じゃん!

「チェキって1枚1000円だっけ?」と友達に聞き、初めて参加したらしい肩出しニットの女子は50枚購入。推しに向かってこう語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発