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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

為替理論は推し活と似ている? “たのきんトリオ”から金利差の動きを考える

公開日: 更新日:

 たのきんトリオで誰が一番好き?

「私はトシちゃん」

「私はマッチ」

 こんな感じで、この2人(田原俊彦近藤真彦)の人気は高かった。よっちゃん(野村義男)もいるよ、忘れないで。昭和の会話である。

 今も昔もアイドル、アニメ界は完全に人気商売だ。「推し活」とかなんとか言って、大金がつぎこまれたりする。

「このアイドルのDVD、レアなんで10万円するんだぜ」

 そんな会話が飛び交うほどだ。ポケモンカードだって、貴重なものだと「億」を軽く超えたりする。ヘンな世の中になったものだ。こうやって人気が人気を呼び、超高値がついたりする。それに対して、ザコは紙くず同然。誰も見向きもしない。

 これは為替の世界とちょっと似ている。それは高金利通貨の方が、人気が高いということだ。4%のドルと1%の日本円。明らかにドル金利の方が高い。だから、足元でドル高・円安になった。ドルさえ持っていれば「金利+為替差益」で、二重でおいしかったわけである。トシちゃんとマッチ──これさえ推していれば良かったのだ。

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