大阪・道頓堀「金龍ラーメン」の“しっぽ”撤去…立体看板制作者の口癖は「目立ってナンボ」

公開日: 更新日:

「ですから、あの看板は父親にとっても思い入れはあったみたいなんですが、今回の切断にあたって感傷的な気持ちはなかったみたいですね。“まぁ、切らなアカンもんは切らなアカンやろ”って。切断前に、金龍さんの社長さんから“切るだけやったら忍びないな”って相談されて、“ほな、(龍の目に)涙でもつけましょか”って大阪のノリでアイデアを出し合いました」

 そして、切断したしっぽの部分は金龍らしく“金”に塗り替えられ、龍の目の下には水色の涙のオブジェが付けられることになった。

「しっぽを切ったからといって、金龍さんがなくなるわけではないですし、今回、これだけ話題になったことは金龍さんにとってもよかったかもしれません。父親の口癖は“目立ってナンボ”なんです。今後も依頼者にとって、ウチの会社が作ったことが話題になるような目立ってナンボの看板を作っていきたいですね」(健一郎氏)

 これからも道頓堀は百花繚乱の看板でにぎわいそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃