麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

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「派閥を束ねられなくなった時が俺の引き際」

 麻生氏にとって、「麻生-岸田-茂木」の3頭体制が崩壊したことも大きいという。麻生の尊大な態度に内心、辟易していたとされる岸田首相は距離を取り、茂木幹事長は菅陣営に急接近しているという。

 この10年間、得意の絶頂だった麻生氏は、気づけば孤立無援になりかねない状況だ。

「麻生さんの口癖は『派閥を束ねられなくなった時が俺の引き際』──だそうです。総裁選を機に派内が割れ、裏金疑惑まで重なったら、麻生さんは政界引退を決めても不思議ではありません。もう83歳です。総裁選が終わったら、すぐに解散・総選挙でしょう。麻生さんは10月の解散と同時に引退表明するかもしれない。後継者には、39歳になった長男の将豊さんもいます」(政界関係者)

 引退するのは結構だが、裏金疑惑のウヤムヤは許されない。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事『【もっと読む】とうとう派閥に裏金発覚、自民総裁選を直撃!麻生太郎氏はキングメーカー争いから脱落確実』では以前から裏金疑惑がくすぶっていた麻生派の“今後”について詳報している。

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