ニッケvsユニチカ 肌寒くなってきたら…繊維産業を担う2社を比較

公開日: 更新日:

 9月半ばにさしかかろうかというのに、真夏の暑さが続きます。それでも朝晩はいくらか過ごしやすくなったでしょうか。

 あと少しすると肌寒さを感じるようになり、日が沈んだあとは羽織るものが欲しくなるかも……。薄手のウールなんかがいいかもしれません。

 今回は繊維業界の「ニッケ」と「ユニチカ」の社員待遇を比較してみます。

 ニッケの正式な社名は「日本毛織」ですが、通称のニッケで親しまれています。設立は1896(明治29)年。毛織物の製造からスタートし、現在は「衣料繊維」「産業機材」「人とみらい開発」「生活流通」の4事業を展開しています。繊維分野では学生服や企業の制服などの分野で知られます。高品質のウール製品を主力に技術革新、環境保護にも注力しています。

 ユニチカは1889(明治22)年に設立された総合化学メーカー。現在は繊維、化学品、プラスチック、機能材料など多岐にわたる製品を提供しています。特にナイロンやポリエステルといった合成繊維、フィルム、特殊紙が強み。新型コロナ禍では医療用ガウンの供給に貢献した企業のひとつです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑