「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

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 過去の公選法違反事件の例をみると、捜査機関は金額の多寡に限らず、「買収」に対しては厳しい姿勢で臨む傾向がみられる。兵庫県警や検察にも今後、今回の疑惑を巡る公選法違反の告発状が提出されるのだろう。注目はその時、県警や検察が果たして動くのかどうかだ。

「すでに捜査機関は『その時』に備えて証拠集めに着手している可能性はあるでしょう。ブログ投稿の中身、写真、関係者の洗い出し……など、たとえ当事者がネット内容を削除したところでセーフとはいかない。むしろ動くほど、『違法性の認識があったのでは』『悪質な証拠隠し』と受け取られかねません」(司法記者)

 振り回される有権者も大変だ。

  ◇  ◇  ◇

 新たな疑惑浮上で混迷を深める兵庫県政、●関連記事【もっと読む】で『斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑』【さらに読む】で『斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上選挙広報のコンサル会社に「報酬」か』を取り上げている。

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