「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

公開日: 更新日:

 県民だけでなく日本中が“終わらない知事選”の行方に注目している。

 17日に投開票された兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事(47)に浮上した公職選挙法違反疑惑。同県内の広告会社「merchu(メルチュ)」の代表、折田楓氏(32)がブログで斎藤氏の選挙戦を巡るSNS戦略を投稿。自信たっぷりに「広報全般を任された」「仕事」などと書き込んだことが発端となり、TVや新聞、ネットで連日、大騒動の展開となっている。

 公選法の規定では、選挙運動で報酬を支払うことのできる対象は事務員や車上運動員、手話通訳者らに限定されていて、県選挙管理委員会も今回のケースについて、「一般論として、報酬が支払われていたら公選法違反に当たる場合がある」と説明している。

 紀藤正樹弁護士(64)は自身のX(旧ツイッター)で、《法の厳正な捜査が必要で前代未聞の選挙に曖昧さは許されません》などと投稿。一方、斎藤氏は「公選法に抵触するようなことはしていない」と反論し、メルチュは疑惑拡散直後から、ブログに記載していた報酬に関する一部の文章や図解を削除し、沈黙を貫いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?