ジャック製菓 中野幹社長(1)就職内定を辞退して家業を継いだ3代目 ラーメン菓子「ヤッター!めん」が大人気

公開日: 更新日:

 法律を勉強して検事になりたいという夢を捨てて、後を継いだ2代目。息子の幹氏には後を継いでほしいということを一言も言わなかったそうだ。それでもコツコツと真面目に商売する父の背中を見て育った幹氏、3人兄弟の長男であることもあり、子どもの頃からいずれ後を継がなければいけないと覚悟していた。

「小学生から中学2年生くらいまでマンガ家になりたいなと思っていましたね。高校生の時は山登りばかりして。大学では社会学部でマスコミについて勉強していました。広告研究会にも入って、ポスターを描いたり、キャッチコピーを考えたりすることに熱中していました。そのおかげか、広告関係やマスコミなどいくつかの企業から就職内定をいただくことができたんです。しかし、それが自分の中でやりきったという満足になり、内定をいただいた会社にお断りの連絡を入れて、父に『入社させてくれ』と頭を下げました」

 その時の父(2代目)の様子について聞くと、「ちょっとうれしそうだったね」と幹氏。就職活動を経て、自分の“思い”を成就すると、1975年、大学を卒業してすぐにジャック製菓に入社した。(つづく)

(ジャーナリスト・中西美穂)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 2

    映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    国民民主に公認取り消された娘が自死、母親も追うように…党内を震撼させた玉木代表の「長文釈明」

  5. 5

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ

  1. 6

    2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

  2. 7

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  3. 8

    二宮和也"嵐解散"発言が物議…再始動を望むファンに突きつけた現実と意外な肯定意見

  4. 9

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  5. 10

    高市首相また国会で火ダルマ…中傷動画や暗号資産疑惑めぐり“小芝居”炸裂の答弁修正